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おもにWebやEPUB上で数式を記述するための言語である,MathMLの最新版,MathML 4.0がW3C作業草案として公開されました。
(個人的に)大事な変更点
・負数の表現を<mn>ではなく<mo>で行うべきだということが規格票で明示されるようになった。(<mn>-2</mn>ではなく<mo>-</mo><mn>2</mn>)
これは負数に前置されている減算記号が単項演算子であるためである。
・数式の〝意図〟を対人的に示す,intent属性が追加された。規格票では主に数式の音声化を意図しているものの,それを必要としない人間にとっても,数式を分かりやすく表示できるようになるなど利点があると思う。
例::
<msup
intent="power(base, exp)">
<mi arg="base">x</mi>
<mi arg="exp">n</mi>
</msup>
https://www.w3.org/TR/mathml4/
https://www.w3.org/blog/news/archives/9677