「Muller-Schuppの定理」のpdfの第III部,6章・7章を公開しました!
iso.2022.jp/math/muller-schupp
6章では(Bourbaki流の)グラフの概念を導入し,木を始めとする基本的な用語を整理します.7章では群のCayleyグラフを定義し,「自由群の部分群は自由群である」というNielsen-Schreierの定理を証明します.

「Muller-Schuppの定理」のpdfの第II部を公開しました!
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第II部では群の種々の構成法(自由群,自由積,融合積,半直積,HNN拡大)を普遍性と書き換え系という2つの観点から取り扱い,さらに本稿の主役である群の語の問題を定義します.

「Muller-Schuppの定理」のpdf (第I部のみ)を公開しました!
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Muller-Schuppの定理は「群Gの語の問題が文脈自由言語であることと,Gが実質的自由群であることは同値」という主張で,第I部では形式言語理論を解説しています.第II部以降は書き上がり次第随時公開する予定です.

まあまあいいかんじの定理環境ができた

今年の夏はこれを理解することを目標にやっていこうと思います
arxiv.org/abs/1307.8297

「無限害優先論法」のpdfを公開しました!
iso.2022.jp/
Soareの論文に従って,無限害優先論法を用いてShoenfieldのThickness Lemmaを証明し,incomplete high c.e. degreeが無限に存在することを示します.

「小数展開の一意性と空間の連結性」というpdfを公開しました.
iso.2022.jp/
一ヶ月前にツイートした「実数の小数展開が一意でないことはRの連結性に由来している」という感覚的な話を数学的にきちんと定式化してみたものになります.

「独立命題かどうかが独立な命題について」というpdfを公開しました.
iso.2022.jp/
タイトルの通り,公理系からの独立性が独立であるような論理式について考えたことをまとめてみました.最後に書いた問題(画像2枚目)についてわかる人がいたら教えてもらえると嬉しいです.

令和になりました.
決定不能問題ギャラリー第12弾は「半群の語の問題」です.
有限表示半群において,生成元からなる2つの文字列が同じ元を表すかどうかは決定不能になります.
iso.2022.jp/math/undecidable-p

POV-Rayで簡単なgifアニメを作ってみた.

あけましておめでとうございます.
2019年最初の決定不能問題ギャラリー第11弾は「正弦関数を含む式の求根問題」です.
iso.2022.jp/math/undecidable-p
順序環の言語に$\sin$関数を追加すると,実数体$\mathbb{R}$の1階理論が決定不能になってしまうことを見ます.
mathtod.online/media/_lgoFJBf0 mathtod.online/media/NZ5gsWym4 mathtod.online/media/-5R4bIdp- mathtod.online/media/qIHzvBhND

大変長らくお待たせしました.決定不能問題ギャラリー第10弾は「Hilbertの第10問題」です!
iso.2022.jp/math/undecidable-p
MRDP定理(Matiyasevich-Robinson-Davis-Putnamの定理)を証明し,Turing機械の停止性がDiophantus方程式の可解性に帰着できることを見ます.
これは現時点で
(1)第10問題の完全な証明が載っている
(2)日本語で書かれている
(3)入手が容易
の条件を全て満たす唯一の文章(のはず)です.
(他にあったら教えてください.)
mathtod.online/media/6o5PZ_TcS mathtod.online/media/gBMAERzN4 mathtod.online/media/HAB8OpMg- mathtod.online/media/e2Aekhbno

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